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1F機械式時計

コーナーのご紹介
次は、「機械式時計の誕生と発展のコーナー」。1300年頃北イタリアの修道院では、1日7回のお祈りなど、常に規則正しい生活を送る必要性に迫られ、機械式時計が誕生したといわれている。
最初は、錘を動力にした大きな塔時計がヨーロッパ全土に広がり、皆が共通の時間をシェアするようになる。その後、ぜんまいや振り子、てんぷなどの発明によって、次第により小さく持ち運びができて、より正確な時計へと進化していく。

第二精工舎製経線儀

展示品音声解説
最高日差±0.1秒を記録
時計の精度向上に大きな貢献をした時計には、海難事故を防ぐために大きな温度変化と揺れのある海上でも正確に動くように開発された航海用船舶時計「マリンクロノメーター」、鉄道網の発展にともない、事故を防ぐために高精度で開発された「鉄道時計」がある。このマリンクロノメーター、日本名「経線儀」は、日本海軍の要請を受けて、1942年に当時の第二精工舎により約500個製造。海上で船の正確な緯度は、太陽と北極星など恒星の位置から算出できるが正確な経度は、条件の厳しい海上でも正確に作動するマリンクロノメーターで経過時間を確認し、母港と船上の時差を正確に測定する必要があった。当時限られた開発期間の中で、最高日差僅か0.1秒という極めて正確な軍艦船舶用の時計を製作。

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