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2Fセイコーウオッチ 前期

コーナーのご紹介
続いて、1895年の精工舎初の懐中時計から、1960年代前半までのセイコーの主なウオッチを紹介。クロックと異なり、常に携帯しサイズの小さいウオッチは、衝撃に強い耐久性や小型化のための精密技術が要求され、初期の段階では多くの技術的な困難を乗り越える必要があった。世界に追いつく過程をご覧ください。

エンパイヤ

展示品音声解説
懐中時計事業黒字化
1909年から発売を開始した懐中時計「エンパイヤ」は、吉川技師長が創案した自動加工機による合理的な主要部品の量産と、全ての部品の自社生産を成し遂げ、高い品質、安価なコストで大きな需要の望める懐中時計の量産化に日本で初めて成功。この時点まではクロック事業の利益が懐中時計事業を支えていたが、1910年のエンパイヤの成功によって初めて、15年間継続した投資が実り、念願だった懐中時計事業の黒字化を達成。エンパイヤは、その後、機構やデザインの改良がなされて、日本はもとより海外にも輸出され、懐中時計の名機として1930年代まで続く長いベストセラーとなる。

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