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2Fセイコーウオッチ 前期

コーナーのご紹介
続いて、1895年の精工舎初の懐中時計から、1960年代前半までのセイコーの主なウオッチを紹介。クロックと異なり、常に携帯しサイズの小さいウオッチは、衝撃に強い耐久性や小型化のための精密技術が要求され、初期の段階では多くの技術的な困難を乗り越える必要があった。世界に追いつく過程をご覧ください。

セイコー

展示品音声解説
初のセイコーブランドの時計
大幅に改良を加えた9型腕時計は、1923年9月から「グローリー」ブランドで製造を開始する予定だったが、同年9月1日の関東大震災で工場は全焼し、計画はいったん白紙に戻さざるを得なくなった。生産設備は製品もろとも壊滅的な打撃を受ける。金太郎は一旦は落胆するものの、強い意志で直ぐに再興を決断。翌月から工場の再開に取り掛かり、翌1924年3月には掛時計の出荷を開始。同12月に近代化された製造工程で、復興後最初の新製品として、ブランド名を初めて「セイコー」に変えて、この9型の正確な腕時計を販売。震災後、精密で正確な時計を作り続けるという精工舎創業の原点に立ち返り、今まで製品ごとにブランドを変えていたことを改め、ブランドをSEIKOに統一した記念すべき製品。

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