水時計のお話

歴史 世界の水時計

エジプトの水時計

古くは紀元前16世紀ごろ、すでに水時計が存在していたことがわかっておるぞ。実は昔から人間は水を使って時間をはかっていたのじゃ。 容器から水を流して、その水面の高さではかっていたんだね。 右の水時計をクリックすると、もっとくわしく分かるわよ!!
水時計

日本の水時計

日本でも水時計は使われていたのじゃぞ。西暦671年に天智天皇が中国から伝来した漏刻時計(水時計)で初めて国民に時刻を知らせたのじゃ。その日にちが今の暦で6月10日にあたるため、1920年にこの日を『時の記念日』として定めたのじゃ。 『時の記念日』は水時計と関係があったなんて! 水時計って日本の歴史と深いかかわりがあったんだね。

中国の水運儀象台

1088年、中国では蘇頌(そしょう)という科学者によって『水運儀象台』という精度の高い水時計が発明されたのじゃ。天体観測もできる優れた水時計なのじゃぞ。 長野県下諏訪町の「諏訪湖 時の科学館 儀象堂」で原寸大に復元された水運儀象台を見ることができるのね。 儀象堂のホームページはこちら 大きいなあ!高さが12メートルもあるよ!

スペインの噴水

スペインの世界遺産、アルハンブラ宮殿は水の王宮とも呼ばれていて宮殿内のいたるところに噴水や池があるのじゃ。宮殿の中庭にあるライオンの噴水はなんと水時計の役割も果たしているのじゃぞ。ライオンは12頭いて、1時には1頭、2時には2頭、5時には5頭のライオンの口から水が流れ出る工夫がなされているのじゃよ。 12時のときに見てみたいな! 涼しげで、なんだかとてもおしゃれよね! 他にも砂時計のような形のものや、サイフォンのようなもの、デジタルの水時計?いろいろな水時計があるみたい。みんなも調べてみましょう。
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