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時計の種類と機構

代表的な時計の種類や、発展の歴史を様々な角度から深掘りします。精度の変遷やその産業史も、興味深いエピソードにあふれています。

自然の力を利用した時計

大昔から、人間は時間を知るために自然の力を利用した様々な時計を使ってきました。

機械式時計

13世紀になると、機械の仕組みで時間を計る時計が登場します。当初は一日に30分から一時間もの誤差がありましたが、精度、表示方法、大きさ、仕組みなどあらゆる面で次第に進化していきます。

携帯できる時計

精度の向上とともに求められたのが携帯性です。持ち運びできるサイズへの小型化に加え、向きが変わっても揺れても止まらず狂わない時計が17世紀に登場しました。

高振動時計

時計の精度は調速機構の振動数に左右されます。理論的には振動数が高いほど精度が高くなります。それでは高振動の時計にはどんなものがあるのでしょうか。

スプリングドライブ

電池やモーターを使わず、ぜんまいの力だけで動くのにクオーツと同等の精度がある時計。20年以上の時間をかけて開発されたのが「スプリングドライブ」です。

脱進機の進化1
(しくみと初期の脱進機)

等時性を持つふりこやてんぷの振動を利用して、歯車が一定スピードで正確に回転するように変えるしくみが脱進機ですが、初期の機構はどういったものだったのでしょうか。

脱進機の進化2
(17世紀後半から18世紀後半の脱進機)

イギリスで、3代続く師弟関係によって、クロック、ウオッチ用の脱進機は進化し、精度が次第に改善され生産性も向上し、時計産業が開花していきます。

脱進機の進化3
(近代・現代の脱進機)

国家の威信をかけたビッグ・ベンの脱進機や、その後より高精度を追求した様々な脱進機が開発され、その流れは現代でも留まることはありません。

調速機の進化

ふりこやてんぷは、より正確な周期で振動するように、脱進機の衝撃による摩擦や温度変化などによる変形がないように進化していきます。

時計精度進化年表

時計の精度の進化を年代を追って比較しました。社会と産業の発達と相互に関係しあっているのが分かります。

※近日公開予定の項目は順番やタイトルが変わることがあります。