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主な和時計の種類

いずれの時計もセイコーミュージアムの展示・収蔵品です。

初期一挺天符目覚付掛時計

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初期一挺天符目覚付掛時計

機械高:43.0cm 幅:14.0cm

江戸前期。一日に1回文字盤は回転し、指針は固定されています。鐘は初期型に多い深い鐘で鐘止めは二つわらび形をしています。一挺天符のため、毎日2回、明け六ツと暮れ六ツに天符に吊り下がっている小さい錘(小錘)の位置を調整し季節ごとの時刻にあわせました。

二挺天符目覚付袴腰櫓時計

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二挺天符目覚付袴腰櫓時計

機械高:36.0cm 幅:11.5cm

江戸前期(1688年)。津田助左衛門(三代目)作と推測されます。現在確認されている二挺天符では最古のもの。昼用と夜用の二本の棒天符を取り付け、明け六ツと暮れ六ツに自動的に切換わる仕組みです。これにより一年に24回だけの小錘の位置調整で済むようになりました。初代津田助左衛門は、日本で最初に機械式時計を製作したといわれています。

大型一挺天符台時計

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大型一挺天符台時計

機械高:57.0cm 幅:20.0cm

江戸中期。高さは218cmと大型で元犬山城天守閣にあったものと伝えられています。指針は一日に1回転。錘は真鍮無地で文字盤下側に「寛政11(1799)年11月修理」の記録があります。

一挺天符枕時計

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一挺天符枕時計

機械高:14.0cm 幅:11.0cm 奥:7.0cm

江戸後期。ゼンマイを動力に用いた置時計で一挺天符を使用。真鍮の側には毛彫が、朱塗の回転文字盤には金唐草蒔絵がほどこされ華麗な時計に仕上がっています。文字盤には「半」刻表示がみられます。

印籠時計

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印籠時計

機械高:5.3cm 幅:4.5cm 厚:2.5cm

江戸時代後期。薬を持ち運ぶ「印籠」に模したケースに時計を入れた小型時計。時打ち式で文字盤は割駒式。ケースは総べっ甲製で全面に蒔絵。蓋の中に日時計と磁石が仕込まれている豪華な時計。箱書によると水戸藩主・徳川斉昭(烈公)の所持品と考えられます。

振子円グラフ式文字盤掛時計

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振子円グラフ式文字盤掛時計

機械高:15.0cm 幅:15.0cm 厚:7.0cm

江戸後期。円グラフ状に描いた不定時法時刻目盛りを使用。1年で1周期だけ自動伸縮する指針は、自動的に季節ごとの時刻を指す大変めずらしい時計(針は、夏至で最長、冬至で最短となる)です。調速用に振子が使われています。

尺時計

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尺時計

高:136.5cm 幅:7.5cm 機械高:11.0cm

江戸、安永年間(1772~1780年)荒木大和作。巻き上げられた錘(おもり)は一定のスピードで落下するため、菱形の割駒(時刻表示のための部品)の位置を不定時法に合わせ使います。

卦算時計

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卦算時計

高:3.5cm 幅:17.0cm 奥:3.5cm

江戸、文政年間1818-1829年頃。大野弥三郎規行(幕府暦局御時計師)の作。卦算すなわち文鎮としても使用できる卓上時計。割駒式文字盤。動力のゼンマイがほどけるに従い指針が移動し時刻目盛を指していく仕組みです。底面に彫銘花押があります。