常に時代の一歩先を行く
日本時計産業の近代化を進め、「東洋の時計王」と呼ばれたセイコーの創業者、服部金太郎。「常に時代の一歩先を行く」という精神のもと、挑戦と努力を続けたその足跡を紹介します。
創業前夜 そうだ、時計屋になろう
発展期 良品は必ず需要者の愛顧を得る
復興期 お客様に迷惑をかけない
1923年、関東大震災によって大きな被害を受けますが、金太郎はすぐさま復興を決意します。翌年には、創業時の原点に立ち返り、初めてのSEIKOを冠した腕時計を発売しました。
晩年 急ぐな、休むな
金太郎は晩年も執務を行いながら、渋沢栄一といった多くの実業家と公私にわたり交友を深めました。また私財を投じて学術奨励の財団法人設立を行うなど社会貢献にも尽力しました。