講演会「時計のある風景 ―時の共有と時計塔―」開催のお知らせ
2023年05月17日
企画展「時計のある風景―ヨーロッパの街角の時―」の関連プログラムとして、撮影・監修を行った国立科学博物館名誉研究員の佐々木勝浩氏を講師に迎え、時計塔の役割や由来についてお話頂きます。
講演会「時計のある風景 ―時の共有と時計塔―」
日時:2023年6月10日(土)14:00~15:30(開場13:40)
会場:セイコーミュージアム 銀座 8階セミナールーム
定員:先着40名(事前申し込み制)
参加費:無料
申し込み方法:当館WEB予約サイトまたはお電話(03-5159-1881)にてお申し込みください。
講師:佐々木勝浩
国立科学博物館名誉研究員。専門は科学技術史(時刻測定の歴史、和時計、日本の時刻制度)。和時計に関する論文多数。時計塔の写真のほか、天体写真、グラスハープ演奏、ブーメランなど幅広く活動。
概要:ヨーロッパを旅行すると、古い街並みには必ずと言っていいほど時計塔を見かけます。市庁舎、教会、市門に設置された時計塔は、長い年月の間に街並みに溶け込んで、ヨーロッパ特有の風景を作り上げてきました。時計塔は、人々が社会生活を営む上で必要な「時の共有」という重要な役割を果たしてきました。また時計塔の形やデザインは、その土地の歴史や文化を反映して大変興味深いものがあります。時計塔の果たしてきた役割と、それぞれの時計塔の由来などについて解説します。