自然が伝える時間から
人がつくる時間

時を計る道具は今から7000年ほど前にエジプトで誕生して以来、仕組み、精度、大きさ、携帯性の面で大きく進化してきました。ここでは時計の進化の歴史と、日本独自の「和時計」を紹介します。

自然の力を利用した時計

人類は自然現象の規則性を見出し、何世紀にもわたって日時計、水時計などを考案してきました。

機械式時計の誕生と発展

1300年頃に誕生した機械式時計は大きくて精度も安定しませんでしたが、より小さく、より正確な携帯時計へと進化していきます。

和時計

江戸時代の日本では、不定時法と呼ばれる時刻制度に対応した独自の機械式時計がつくられました。

不定時法

和時計は不定時法に対応するために、運針の速さを変える方法と、時計の目盛を変える方法の二通りがありました。

代表的な展示品