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B1極限の時間
1Fはじまりの時間
2F常に時代の一歩先へ
3F自然が伝える時間から人がつくる時間
4F精巧な時間
5Fいろいろな時間
セイコーと時計の歴史
13世紀後半
最初の機械式時計
世界で最初の機械式時計は1300年ごろ北イタリアから南ドイツに至る地域で作られました。それ以来、機械式時計の基本要素は「動力源」、「調速機」と「脱進機」です。
15世紀後半
携帯できる時計
錘で動く時計は移動することも携帯することもできませんでしたが、動力ゼンマイの発明によって16世紀に携帯できる時計ができました。
16世紀前半
振り子時計の誕生
最初の機械式時計から使われていた等時性のない棒テンプは、等時性のある振り子に代替され、時計の精度は飛躍的に向上しました。
16世紀中頃
テンプの発明とシリンダー脱進機
振り子同様に等時性を持ちながら、振動に強く、携帯も可能な調速機「テンプ」が発明されました。脱進機では、冠型より精度の高い「シリンダー」脱進機が登場します。
17世紀
マリンクロノメーター用の脱進機
正確で安全な航海を可能にするマリンクロノメーター。高い精度と耐振動性を求めて数多くの人々が脱進機の開発にしのぎを削りました。
18世紀
現代につながるレバー脱進機
デッドビート脱進機をベースに、テンプとガンギ車の間にレバーを組み込んだ「レバー脱進機」は現代の脱進機につながる重要な発明です。
温度と調速機
振り子もテンプも温度変化が精度に影響します。これを補正する仕組みが次々と開発され、季節に左右されない精度の向上につながりました。
19世紀
小話
トゥールビヨン
20世紀
時計を身近にしたピン・レバー脱進機
ビッグベンの塔時計
ショートの自由振り子時計
更なる高精度の追及
機械式時計の精度追求は、新しい調速脱進機構の開発や部品素材の開発を通じて現在も続いています。
時計進化年表(クオーツ時計~現在編)
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